検索
  • 富士宮市 さのはりきゅう整骨院

舟状骨骨折


手首には小さい骨が8つあります。その中で最も骨折が多いのが親指の付け根にある舟状骨です。発生原因は転倒して手を突くことで折れてしまうケースが一番多いです。

 手首親指側にあるくぼみの中の圧痛、手首掌側にある結節の圧痛、親指に軸圧をかけて痛みが出れば舟状骨骨折を疑います。この骨折は痛みが比較的に軽度で、初期にはレントゲンにも写りにくいため、ただの捻挫と誤診され将来的にSNACという手の関節症になり頑固な痛みを残すことがあり、注意が必要です。また骨折の部位にもよりますが、とてもくっつきにくい骨として有名です。なぜなら血流の流れが悪いからです。特に舟状骨中央部から付け根側は最も血流が悪く、最も折れやすい所だと言われています。そのため偽関節(骨が本来くっつく力を失って骨が離れたままになる状態)になりやすく、直後は特に生活に支障はないですが、長期的には上に書いたSNACになることがあります。

 保存療法としてはシーネやギプスで安静固定を行います。骨折している所によって違いますがくっつきにくい部分では10~12週間、他は6~8週間くらいの期間が必要です。

 骨折の転位が強かったり、スポーツ選手など早期に治癒する必要がある方には手術をお勧めしています。キルシュナーワイヤーやボルトなどで固定することが多いようです。



5回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

冷湿布と温湿布、どっちがいいの?

みなさんは冷シップと温シップの二つがあったらどっちをつけますか?私はどっちも付けません。これは大阪の修行時代に朝の勉強会で時々薬剤師さんも参加していた時にあることを聞いたからです。ちなみに修行先の古東整形外科の向かいの薬局の薬剤師さんでした。当時の薬剤師さんが言っていたのですが、どちらのシップも変わらないようです。どういういことかというと。 どちらも冷やしても温めてもいないとのこと 冷シップは皮膚

胸式呼吸だと首肩がコリやすくなります。

呼吸の仕方には胸式呼吸と腹式呼吸があります。胸式呼吸は息を吸ったときに胸郭が拡がりお腹がへこみます、息を吐いた時は胸郭がしぼみお腹が膨らみます。腹式呼吸はその逆で、息を吸ったときはお腹が膨らみ、息を吐いた時はお腹がへこみます。 普通は無意識にやってる2種類の呼吸法 通常はみなさん両方の呼吸法を無意識に使いますが、だいたい男性が腹式呼吸>胸式呼吸、女性が胸式呼吸>腹式呼吸といった割合です。あくまで傾

変形性手関節症(SLAC,SNAC WRIST)

先日、手首が痛いという患者さんが来られ調べてみたら、珍しいSLAC WRISTというものでした。 数年前に転んで手をついたらしいのですが、その時は数日後いったん痛みがなくなり放っておいたのが、それから数年たって痛みがぶり返したというものでした。おそらく転んだその時に舟状月状骨間解離が起こっていたんではないかと思われます。スカフォイドシフトテストは陽性でした。(※手をついたからといって必ずそうなるわ

IMG_1746_edited.jpg