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有鉤骨鉤骨折


有鉤骨とは手の薬指の下のほうにある骨で、その骨の突起が手の平側に出ています。それを有鉤骨鉤といいます。バッドやクラブを握ったりするとこの部分引っかかりフィットしますが、その分衝撃が加わりやすくなります。この骨折の大半がスポーツによるもので、バッドを地面に叩きつけたりクラブでダフったりすると有鉤骨鉤に衝撃が伝わり骨折します。時に比較的弱い外力が繰り返し加わることで疲労骨折を起こすこともあります。

 症状は骨折直後では腫脹が目立たず疼痛も強くありませんが、有鉤骨鉤の圧痛があり、スポーツを続けようとすると痛みが強くなります。薬指や小指の筋力が低下するので握力が低下します。まれに有鉤骨鉤の近くを通る尺骨神経が損傷する場合もあります。そうなると知覚障害や指の麻痺もみられることがあります。

 治療はアイシングの後、応急的にギプスシャーレなどで安静固定をします。その後整形外科を紹介します。レントゲン確認をして骨の転移がなければ、8週間以上そのままの固定します。固定期間中最初は軽い指の運動をしますが骨癒合が確認されたら本格的に運動療法をしましょう。

しかし、転位が大きかったり早期復帰を望むプロ選手のような方は手術をしたほうがいいでしょう。



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