検索
  • 富士宮市 さのはりきゅう整骨院

後十字靭帯損傷


膝関節には数多くの靭帯がありますが、その一つに後十字靭帯という脛骨を後方に押し出されないように引っ張る靭帯があります。この靭帯が断裂または部分的に断裂したものを後十字靭帯損傷といいます。スポーツや交通事故によって損傷することが多く、前向きに転倒したときに脛骨が地面に当たり後ろに強制するような力が働くことで損傷します。

 症状は膝の疼痛はもちろん、膝関節の腫脹がみられますが他の靭帯損傷よりも症状が比較的に小さいようです。また膝を揃えて左右をみると患部の脛骨の方が下がっていたり、脛骨を後方へ押し込めるなどの症状も出現します。このような方は時間が経つと膝関節の不安定感を訴えますが、時にまったく無症状であることもあります。また半月板損傷や他の靭帯損傷(複合靭帯損傷)を合併しているときもありますが、その場合は症状は強く出現します。

 治療は単独での後十字靭帯損傷なら、保存療法で十分です。装具固定する場合もありますが、ほとんどが必要なく膝周りの筋肉トレーニングを続けていれば機能障害が出ることも少ないです。しかし、複合靭帯損傷や半月板損傷を合併している場合は、症状や合併の部位にもよりますが手術になることが多いです。それが疑われた場合は膝の固定や松葉杖を処方して整形外科をお勧めさせていただきます。スポーツをする人は特に膝が不安定なまま放っておかない方がいいです。



6回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

胸式呼吸だと首肩が張りやすくなります。

呼吸の仕方には胸式呼吸と腹式呼吸があります。胸式呼吸は息を吸ったときに胸郭が拡がりお腹がへこみます、息を吐いた時は胸郭がしぼみお腹が膨らみます。腹式呼吸はその逆で、息を吸ったときはお腹が膨らみ、息を吐いた時はお腹がへこみます。 通常はみなさん両方の呼吸法を無意識に使いますが、だいたい男性が腹式呼吸>胸式呼吸、女性が胸式呼吸>腹式呼吸といった割合です。あくまで傾向です。テレビでマラソンを走った後の女

変形性手関節症(SLAC,SNAC WRIST)

先日、手首が痛いという患者さんが来られ調べてみたら、珍しいSLAC WRISTというものでした。 数年前に転んで手をついたらしいのですが、その時は数日後いったん痛みがなくなり放っておいたのが、それから数年たって痛みがぶり返したというものでした。おそらく転んだその時に舟状月状骨間解離が起こっていたんではないかと思われます。スカフォイドシフトテストは陽性でした。(※手をついたからといって必ずそうなるわ

健康寿命を延ばすために

健康寿命をのばすために何が必要かとちょくちょく聞かれるのですが、よく言うのが、よくしゃべって、よく聞いて、よく歩いてくださいと説明しています。なるべく覚えやすいようにシンプルにまとめています。 よくしゃべることによって脳や舌の運動になりますし、よく聞くことによって理解力が維持できます。というよりよくしゃべるとよく聞くは認知予防のセットのようなものですね。 そしてよく歩くがもちろん体力維持のためです

IMG_1746_edited.jpg