開業するためのノウハウ
- さのはりきゅう整骨院
- 10月18日
- 読了時間: 4分
更新日:10月19日
開業するためには
鍼灸院や接骨院を開業するためには、まず国家試験を受かるためにそれぞれの学校に3年以上通って、85単位から100単位くらいを取らないといけません。その単位の点数は実技と座学合わせて平均90点以上取ると自信につながりますので、もし目指している方は勉学実技に励みましょう。例えば1つ60点をとってしまっても3教科100点なら平均点90点ですので、頑張りましょう。
今回はそれとは違い、開業資金のノウハウを
開業するために節約10年
私の場合、開業するために節約生活を10年しました。医療機器は非常に高価ですので、本当に大変でした。時々、患者さんに「これいいですね、いくらくらいするのですか?」と聞かれますが、ある医療機器は「外車が買えます」、またある医療機器は「乗用車が買えます」、ある医療機器は「軽自動車が買えます」と応えています、どれも高価です。それらを購入するには節約が重要になります。
訳アリ物件で節約
大学のころ、訳アリ物件があると聞きすぐに問い合わせたら、家賃の1/4の価格でしたので、すぐにそこに決めました。少し怖かったですが、同じアパートに友人も住んでいましたので決意できました。私は霊感がないものの心なしか嫌な感じはしましたが、他に特に感じませんでした。しかし深夜に時々お皿がカタカタと鳴ります。私はこの音はきっと2階からの振動だと思うようにして過ごしていました。1/4の家賃はやはり効果が大きいです。一方で少しお金にルーズな友人は家賃を滞納してしまった際に12万以上になっていましたが、「1/4だとたった3万か、いいなあ」とぼやいていました。
1000円安い全部ピンク色の自転車
中古自転車を買う際に、黒い自転車とピンクの自転車がありました、ピンクの自転車が1000円安かったです。私は全部のフレームがピンク色は恥ずかしいと悩みましたが、結局安い方のピンクにしました。店員さんに「本当にこれでいいんですか?」と念を押されました。それを上司に話したら「店員さんもピンクを選ぶのはよほど意外だったんやなあ」と笑っていました。旅の恥はかき捨てで人生は旅だと当時は自分に言い聞かせてました。
サドルが盗まれたので忘年会は行かないと表明
今は飲み会を休むのは普通だと思いますが、当時は結構勇気がいりました。職場での飲み会費用が捻出できずにいました、自転車のサドルを盗まれたのです。節約生活の数千円の出費はきついです、当時は大卒の国家資格持ちでも、現在の高校生のバイト代以下の価格帯です。私は申し訳なく思いながらも飲み会を行かないことにしました。周りの職場の方も私の節約生活を知っていたので、察してくれました。
少し遠くてもスーパー玉出
チャットモンチー好きの新人さんの歓迎会でY先輩の家にお邪魔した際に、スーパー玉出におつかいを頼まれました、一時的なパシリです。(マヨネーズともろ味ミソをまぜてキュウリにそれを付けるらしいのですが、とても美味しいかったです)結構夜も遅かったと思います、10時半くらいでしょうか。「こんな時間にスーパーがあいているの?」と疑問でしたが、なんと開いていました。それも安いのです、どれもこれも。パシラされましたけど良い発見でした。その先輩はかなりの千本ノックタイプの方でしたが、当日は歓迎会ということもあって酔っていましたので、深夜に寝てしまい歓迎会は自然解散となりました。よって当日の1番の収穫は酔った先輩の話よりもスーパー玉出となりました。近くのライフもいいのですが、節約のため週1の買い出しくらいなら20分遠くてもスーパー玉出でしょう。
エアコンをつかわない
電気代を節約するために夏でもエアコンを使わない習慣を徹底していました。都会のヒートアイランド現象もあって深夜でも30度~33度でした。ベランダに扇風機を置いて外の空気を部屋に入れつつ、玄関扉にチェーンをつけた状態で少し開けたまま(防犯上絶対に非推奨)風通しを良くしてもその温度です。翌朝、布団に人型の汗模様がついていました。
でも体調には気をつけましょう
当時の私は修業と学校があり時間がなく、いつも4時間半くらいの睡眠でした。毎日時間がなかったので、いつも納豆ご飯でした。ある番組で納豆がダイエットに効くという本当かどうかもわからない情報が流れ納豆がスーパーから消える期間があり困った時期もありました。職場の方に最近大丈夫かと聞かれた際は「飢え死にするかと思いました」と冗談を言っていました。そんな修業時代に切り詰めすぎて2回ほど9か月以上の風邪をひきました。軽い咳が少しだけ残るのです。そんなときに久々の友人との再会で、80分1500円と激安食べ放題の焼肉屋 榮華亭へ行きました。その帰りには咳はなくなっていました。一般的に動物性の脂肪やたんぱく質は内科学的に悪玉とされていますが、最低限ないとダメなんだと身をもって知りました。
今現在、開業に向けて頑張っている方は体にも気を付けながら節約しつつ勉学実技と修行、頑張ってください。
ちなみに10年節約し貯金した資金を一気に医療機器などに投じる際は非常に勇気がいります。



