top of page
  • さのはりきゅう整骨院

胸郭出口症候群って?


首から脊髄の枝として神経根がでていますが、それが束になったものを腕神経叢といいます。

この神経の束は腕のほうまで伸びていますが、それまでに3つの筋肉や骨のトンネルがあります。

そのトンネルが狭まって神経の束を圧迫することで手に痺れや感覚マヒ、放散痛などの症状が出現します。


四つに分類される胸郭出口症候群


1つ目のトンネルで圧迫された場合は斜角筋症候群といい、2つ目のトンネルなら肋鎖症候群、3つ目のトンネルなら過外転症候群と言います。

時々首の7番目の骨の横突起が長すぎて神経に当たるものがありますがこれを頸肋症候群と言います。

これらすべてを合わせて胸郭出口症候群といわれています。


治療


治療は電気療法や手技療法、ハリ治療や超音波、肩甲骨のストレッチで徐々に治っていきます。

ほかにも重要なのが悪化する姿勢を控えるよう意識したり、なで肩など姿勢そのものが悪いなら良い姿勢を保つなど日頃から意識することが大切です。

気長に地道に治していきましょう。

これらは主に肩こりの延長線上のものが多いので、こちらをご参考ください。


閲覧数:31回

最新記事

すべて表示

手の甲に多いガングリオンは見かけは少し派手なので驚くかもしれませんが、予後は良好でそんなに心配することはありません。ですが、しっかりとガングリオンと確定するために整形外科に念のため診てもらいましょう。

足の甲の外側のしびれ、感覚マヒがあればこれかもしれませんと言いたいところですが、まず違うでしょう。それくらい珍しい疾患です。

bottom of page