検索
  • 富士宮市 さのはりきゅう整骨院

肩関節前方脱臼

更新日:2021年8月12日


肩関節の脱臼は脱臼の中で一番多いといわれています。他の関節と比べ、骨頭を納める関節窩が小さく外れやすい構造をしていて、常に筋肉や靭帯などに依存しているからです。

原因としては、後ろへ転倒した時に手を突いて発生する場合、腕を外側から挙げるときにてこの原理が関節に働いて脱臼してしまう場合、時には野球などで投球動作の際の筋力によって脱臼することもあります。


症状

症状は肩関節が空虚になったり、上腕骨頭が通常よりも内側にあったりしますが、何よりも持続的な疼痛があります。歩行でも痛むので患者さんは健康な手で支えて来院します。


脱臼は早めに元の位置に、レントゲンが必要

この痛みは整復しなければ治まりません。整復するためにはレントゲン検査が必要になります。

整復の方法は数々ありますが、ゼロポジションやスティムソン法など比較的に愛護的なものを選択して行います。整復後は固定して再びレントゲン確認してもらいます。しっかり整復できているのなら肩の関節を内旋位で保持し3週間くらい固定します。

ですが、肩関節前方脱臼は骨折(大結節や関節窩)の合併も多く、筋緊張が強すぎて整復ができないときもあります。その場合は整形外科を紹介させて頂きます。


反復性脱臼になりやすい

一旦肩関節脱臼が起こると将来的に反復して起こることがあります。

これは脱臼時に関節窩というおわんの一部が欠けてしまっていたり、関節周りの靭帯が部分断裂してしまっているためだといわれています。

この場合肩回りの筋肉を地道につけていき再脱臼を防ぐことをお勧めします。



閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

割と稀なボーリング母指 親指と示指の間(親指の付け根の部分)には指神経が皮膚の浅いところを通過しています。そのため、刺激や圧迫を受けやすいのです。 ボーリングをしていると、この部分はよく圧迫を受けます。すると、その指神経やその周囲の組織の増殖により神経腫となり、痛みやしびれなどの知覚異常が生じます。 これをボーリング母指といいます。この疾患はボーリングをしている方に多いだけで、ボーリングをしていな

割と多い肋骨骨折 肋骨とは胸郭を構成する骨の一部であるあばら骨のことです。すべての骨折の約20%と高い頻度で発生します。 発生の仕方は主に直達外力と介達外力の二つがあります。 打撲など強い力が一点に集中した場合が一つと樽のような形状をした胸郭が押しつぶされて外側に肋骨が折れる場合が一つです。 他にも、骨粗鬆症で弱い骨になってしまった状態でくしゃみ等をして胸郭が激しく動いた時に折れてしまう場合やゴル

肩の麻痺の一つ 腋窩神経とは三角筋と小円筋の運度神経であり、肩の外側の知覚もつかさどっています。肩関節の前方脱臼場合ですと腋窩神経が牽引、圧迫され損傷することが多く、かなり高率で発生します。 また、打撲や肩の使いすぎでも発生します。スポーツなどで使いすぎが原因の場合はquadrilateral space syn.と呼ばれています。これはquadrilateral spaceという肩後方のトンネル

IMG_1746_edited.jpg