• 富士宮市 さのはりきゅう整骨院

回内筋症候群


この疾患はめずらしいとされていますが肘下をしっかり調べると結構多いです。


大きく区別すると正中神経障害

(掌側の親指から薬指半分のしびれ)

これは正中神経という腕から肘の中央を通りそのまま手首を通過する神経の障害です。

正中神経は肘の辺りで主に3つのトンネルを通ります。1つは肘を曲げるための上腕二頭筋、そして手のひらを下に向ける運動をする円回内筋、もう1つは指を曲げる浅指屈筋です。

正中神経はこれらの筋肉のトンネルを通過して手のひらの知覚や指の運動の指令を送っています。

しかしスポーツや家事、パソコン作業などの手の使いすぎによってこれらの筋肉を酷使することで次第に筋肉が肥大、索状化し、傍を通る神経を圧迫してしまいます。すると手のひら(親指から薬指の半分まで)のしびれや痛み、時に指の筋力が低下してしまうのです。

(注:「わたし手にシビレあるからこれだ!」ではたぶんありません。シビレは本当にいろいろあります。しっかりみてもらいましょう。)


原因

原因は手の使いすぎのほかに特発性(原因不明のもの)もありますが、前腕の筋肉の圧痛、患部を叩くと手のひらの痺れや痛みが出現する場合は回内筋症候群を疑います。


施術

施術は針通電や超音波、電気などの保存療法でほとんどよくなります。次に原因と考えられる手の作業を禁止してもらいます。つまり安静にして筋肉を休めるのです。

これらの施術でほとんどが徐々によくなっていきます。

また、症状が特に強い場合は三角巾で肘、手を吊ることもあります。それでもよくならない頑固なものは注射や、本当にまれではありますが時には手術をお勧めすることもあります。


閲覧数:124回

最新記事

すべて表示

割と稀なボーリング母指 親指と示指の間(親指の付け根の部分)には指神経が皮膚の浅いところを通過しています。そのため、刺激や圧迫を受けやすいのです。 ボーリングをしていると、この部分はよく圧迫を受けます。すると、その指神経やその周囲の組織の増殖により神経腫となり、痛みやしびれなどの知覚異常が生じます。 これをボーリング母指といいます。この疾患はボーリングをしている方に多いだけで、ボーリングをしていな

割と多い肋骨骨折 肋骨とは胸郭を構成する骨の一部であるあばら骨のことです。すべての骨折の約20%と高い頻度で発生します。 発生の仕方は主に直達外力と介達外力の二つがあります。 打撲など強い力が一点に集中した場合が一つと樽のような形状をした胸郭が押しつぶされて外側に肋骨が折れる場合が一つです。 他にも、骨粗鬆症で弱い骨になってしまった状態でくしゃみ等をして胸郭が激しく動いた時に折れてしまう場合やゴル

肩の麻痺の一つ 腋窩神経とは三角筋と小円筋の運度神経であり、肩の外側の知覚もつかさどっています。肩関節の前方脱臼場合ですと腋窩神経が牽引、圧迫され損傷することが多く、かなり高率で発生します。 また、打撲や肩の使いすぎでも発生します。スポーツなどで使いすぎが原因の場合はquadrilateral space syn.と呼ばれています。これはquadrilateral spaceという肩後方のトンネル

IMG_1746_edited.jpg