比較的珍しい
比較的に欧米の高齢者に多いとされてきましたが、最近では日本でも増加傾向が見られる疾患です。
手掌腱膜の組織に腫瘍性の変化が起こり、屈曲拘縮(指が曲がったまま伸びない)という現象が起こります。
原因はいまだ不明ですが、喫煙、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病が仮説として挙げられています。
症状
症状は痛みが出ることは少ないですが、主には指が伸びなくなります。
薬指と小指に発生することが多く、手のひらに結節のような策状物が触れることがあります。
施術
施術は指の拘縮の強さによって手術にするか保存療法にするか変わります。保存療法なら血流をよくするホットパック、痛みがあれば電気を流します。
マッサージしてはいけない
しかし、マッサージだけは行いません
。マッサージは拘縮を進行させるとして禁忌となっています。
手術になる場合は、拘縮が強すぎて全然指が伸びず日常生活に支障が出る人に適応となることが多いですが、第2関節の拘縮が少しでもあれば早期に手術したほうが予後がいいため、整形外科をお勧めします。
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