検索
  • 富士宮市 さのはりきゅう整骨院

顎関節脱臼(前方脱臼)


この疾患は体全体から見ても発生頻度の高い脱臼です。顎関節は耳の穴より指1つ分だけ前にある関節です。正常なときも口を開けたときに前方に亜脱臼しているのが、特徴として挙げられます。しかし、大きな物を食べたりあくびをしたり歯医者に行った時など過度に口を開けようとする動作で顎関節脱臼が発生します。また女性に多く、時にストレスによっても発生するときがあります。脱臼といっても外傷でなるようなものではないので、関節の周りの損傷は少ないです。よってくせになり再脱臼になることはあっても、後遺症になることはまずないです。

 症状は口を開けたまま閉じられなくなります。よく見ると耳穴の前の部分で脱臼した顎骨(下顎頭)が膨隆していて、元あった関節の部分は空虚になります。両方一度に脱臼することがありますが、多くは片方だけです。顔は扁平になりますが、片側脱臼なら脱臼した方だけ扁平に見えます。

 治療は保存的に整復すれば大丈夫です。整復時はスタッフの指示に従って、筋肉の緊張をとるためリラックスを心掛けてください。整復は30秒もかかりません。整復後、2週間くらいは硬いものを食べたり、口を大きく開けたり顎に負担になるようなことは避けて下さい。




3回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

胸式呼吸だと首肩が張りやすくなります。

呼吸の仕方には胸式呼吸と腹式呼吸があります。胸式呼吸は息を吸ったときに胸郭が拡がりお腹がへこみます、息を吐いた時は胸郭がしぼみお腹が膨らみます。腹式呼吸はその逆で、息を吸ったときはお腹が膨らみ、息を吐いた時はお腹がへこみます。 通常はみなさん両方の呼吸法を無意識に使いますが、だいたい男性が腹式呼吸>胸式呼吸、女性が胸式呼吸>腹式呼吸といった割合です。あくまで傾向です。テレビでマラソンを走った後の女

変形性手関節症(SLAC,SNAC WRIST)

先日、手首が痛いという患者さんが来られ調べてみたら、珍しいSLAC WRISTというものでした。 数年前に転んで手をついたらしいのですが、その時は数日後いったん痛みがなくなり放っておいたのが、それから数年たって痛みがぶり返したというものでした。おそらく転んだその時に舟状月状骨間解離が起こっていたんではないかと思われます。スカフォイドシフトテストは陽性でした。(※手をついたからといって必ずそうなるわ

健康寿命を延ばすために

健康寿命をのばすために何が必要かとちょくちょく聞かれるのですが、よく言うのが、よくしゃべって、よく聞いて、よく歩いてくださいと説明しています。なるべく覚えやすいようにシンプルにまとめています。 よくしゃべることによって脳や舌の運動になりますし、よく聞くことによって理解力が維持できます。というよりよくしゃべるとよく聞くは認知予防のセットのようなものですね。 そしてよく歩くがもちろん体力維持のためです

IMG_1746_edited.jpg