top of page
  • さのはりきゅう整骨院

ボーリング母指

割と稀なボーリング母指

親指と示指の間(親指の付け根の部分)には指神経が皮膚の浅いところを通過しています。そのため、刺激や圧迫を受けやすいのです。


ボーリングをしていると、この部分はよく圧迫を受けます。すると、その指神経やその周囲の組織の増殖により神経腫となり、痛みやしびれなどの知覚異常が生じます。

これをボーリング母指といいます。この疾患はボーリングをしている方に多いだけで、ボーリングをしていない方にも起こります。太鼓のバチなどを握って親指の付け根が圧迫されて発症することもあります。


症状

症状は親指の内側の痛み、しびれ、違和感があります。知覚異常が主で、筋力が低下することはありません。また親指の付け根の部分で神経が圧迫されているので、そこを叩くと親指の内側の知覚異常が一層強くなります。


施術              

施術はハリ治療や電機などを組み合わせて行います。徐々に症状は減ってくるはずですが、守ってほしいことはその神経圧迫の原因となるものをしないということです。


ボーリングが原因ならそれを中止しないと、長期間症状がとれないこともあります。

ですが、場合によってはパッドを当てて圧迫を緩和する時もあります。

まれに症状が一向に改善しないときがありますが、その時は手術を考慮して整形外科を紹介いたします(本当にまれです)。


これらの症状でお困りなら、こちらをご参考ください。

閲覧数:475回

最新記事

すべて表示

足の甲の外側のしびれ、感覚マヒがあればこれかもしれませんと言いたいところですが、まず違うでしょう。それくらい珍しい疾患です。

強剛母趾。足の親指の痛みがあれば、これも疑えます。

bottom of page