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腓骨筋腱脱臼


腓骨筋というのは腓骨全体から起始して外果の後方を急カーブして通り足の骨についています。この急カーブの部分では腓骨筋腱が外れやすい部分で、上腓骨筋支帯というバンドが外れないようにとめています。しかし、スポーツや転倒などの外傷によって上腓骨筋支帯が破れ腓骨筋腱が外果の後方から前方へ飛び出すことがあります。これを腓骨筋腱脱臼といいます。

 症状は外果の腫脹、疼痛、圧痛や皮下出血などがあります。時に足を背屈(上に曲げる)すると脱臼され底屈(足を伸ばす)すると整復されるという現象も起こります。急性時は疼痛が強いですが、慣れてくると自分で脱臼を再現できる人もいます。

 治療はまず応急処置として脱臼を整復して足を伸ばした状態で固定します。保存療法なら免荷をして5、6週間ほどギプス固定しなければなりません。これで有効という意見もありますが、保存療法では再脱臼する確率が高いともいわれています。応急処置をした後、整形外科での検査をお勧めします。レントゲンやエコーなどをみて手術しなくてもいいのなら固定を継続して、固定除去後は筋力トレーニングに励みましょう。

しかし、固定期間中は長期間松葉杖での歩行となるためその間に転倒して再脱臼することもややあるので、それだったら最初から手術する選択も十分ありだと思います。



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