top of page

中手骨骨折(ボクサー骨折)

富士宮市 さのはりきゅう整骨院
2018年3月1日
読了時間: 2分

更新日:2025年3月20日


中手骨というのは手の甲の部分にある長い骨です。

何かが当たるなど直接外力が加わって折れることは少ないですが、物を殴ったり指を突いたりして中手骨に間接的に長軸方向の外力が加わり骨折してしまうのが多いです。そのためボクサー骨折とも呼ばれています。

(厳密には第2、3中手骨骨折はボクサー骨折、第4,5中手骨骨折はファイター骨折といいます)

格闘家が言うには後者の骨折は素人の骨折なので恥ずかしいらしいです。


症状


症状は骨折部の疼痛や圧痛や腫脹はもちろん、骨が折れて転位していれば変形も出現します。骨片は手の筋肉に引っ張られて手の平側に折れてしまうので、中手骨頭が手の甲側に確認できなくなります。

時に骨が回旋して転位する場合があります。そうすると指を曲げたときに隣の指に重なったり(オーバーラッピングフィンガー)、爪の並びが一つだけ悪くなる現象がみられます。

その変形が残ってしまうと日常生活に支障が出てしまいます。


治療


治療はまずアイシングした後にギプスシャーレやアルミシーネで安静固定をします。

もし変形や転移があれば整復してから固定するものなので整形外科で必ずレントゲンでどのような骨折か確認することが大切です。

整復後は4週間以上安静保持をしてもらいます。その間軽い指の運動で指が拘縮しないように指示します。

しかし、レントゲン確認で転位が強かったり、整復位保持が困難な場合は手術もありえます。


もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。

また当院の主なメニューはこちらです。



 
 

最新記事

すべて表示
母指CM関節症

親指の根っこに位置する関節はCM関節と呼ばれています。 この関節は三次元の位置にあり物を握ったり摘んだりする上で重要な関節です。 母指CM関節症というのは退行性変性(年齢上の問題)によりその関節が狭くなり時には骨の棘により関節痛が生じるものを言います。

 
 
下腿部疲労骨折

下腿部疲労骨折とは、まず疲労骨折とは一回の強い外力で折れるものではなく、比較的に弱い外力が繰り返されることにより、骨折してしまうものです。 針金が何度も曲げると折れるように金属疲労で例えると分かりやすいと思います。下腿には2本の長い骨が並んでいますが、内側が脛骨、外側が腓骨といいます。 それらの骨はスポーツなどで繰り返し体重負荷がかかりやすく、身体の中でも疲労骨折しやすい部分です。 その中で

 
 
下腿コンパートメント症候群

下腿コンパートメント症候群 下腿には非伸縮性の筋膜、骨、骨間靭帯に囲まれた4つの区間(コンパートメント)があります。 何らかの原因でこの中の圧力が上昇すると血管が圧迫されてしまい、循環障害が起きます。 それが長時間続くと、区間の中の筋肉や神経が壊死してしまいます。 これをコンパートメント症候群といいます。 例えるなら、魚肉ソーセージのビニールの部分が筋膜で、魚肉の部分が筋肉とすると、筋肉が一気には

 
 

© 2016 さのはりきゅう整骨院

  • s-facebook
  • Twitter Metallic
bottom of page