検索
  • 富士宮市 さのはりきゅう整骨院

アキレス腱断裂

更新日:8月12日

典型例は運動会で久々に本気出して走る親御さん


アキレス腱とは踵の骨(踵骨隆起)につく下腿三頭筋を束ねる人体最大の腱です。これがスポーツ中の外力によって断裂することがあります。これをアキレス腱断裂といいます。

準備運動を怠ったり久しぶりにスポーツをする人に多く、中年の女性に多く発症します。また、階段の踏み外しや転倒によって発症することもありますが、これは高齢者の方に比較的多いです。


症状


症状は断裂直後に疼痛があり、歩行が不能になることはありませんが、踏み返しができなくなるため困難になります。

断裂時には何かでぶつけたれたような衝撃を感じ、ブチっと言う断裂音を自覚するときもあります。また、アキレス腱の緊張がなくなるため、レリーフ(腱のつっぱり)が消失したり、下腿三頭筋をつかんでも足が曲がらなくなります。


治療


治療はまず応急的な固定を行います。断裂した腱がくっつきやすい肢位(最大底屈位)で固定し松葉杖歩行を指導いたします。その直後、エコー検査やMRI検査のため整形外科をお勧めします。

高齢者の方やレクリエーションレベルで今後スポーツを希望する方なら、保存療法でそのままの固定を約半年間(固定3ヶ月、リハビリ3ヶ月)継続しますが、青壮年者の方や競技レベルのスポーツを今後希望する方は手術をしたほうがいいでしょう。

保存療法では長期的な固定により足首の拘縮や筋力回復が長期間かかりますし、腱が延長してくっつくので70%くらいしか筋力回復が望めないからです。また、保存療法は固定後1ヵ月後くらいに松葉杖歩行の慣れから誤って転倒し再断裂する可能性も高いので、十分に気をつけましょう。



272回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

デュケルバン病(手首の痛み)

これぞ、ザ腱鞘炎。 知らない先生がいないくらい有名な腱鞘炎。 親指の付け根には多くの筋や腱が付いています。その中の短母指伸筋腱(親指を伸ばす腱)と長母指外転筋腱(親指を外へ広げる腱)腱鞘炎をデュケルバン病と呼びます。(デカルバン病ともいう) 多くが中年以降の女性や妊娠後の女性に発症します。 原因として家事や仕事などによる手の使い過ぎや妊娠時でのホルモンのアンバランスが挙げられます。腱にはその周りを

ギックリ腰(腰痛)やギックリ首背中や首こり肩こりの主な筋肉

ギックリ腰(腰痛)、ギックリ首背中、首こり肩こりのになる筋肉は大まかにいえば、三つの大きな筋肉が原因になることが多いです。 それは僧帽筋、脊柱起立筋、広背筋です。この三つは全部背中側の筋肉です。 (細かく言えば大菱形筋だとか前鋸筋だとか棘下筋だとか腰方形筋とかいろいろありますが、本当に大まかに分かりやすくいえばこの三つが大きい筋肉なので割と多いです) 僧帽筋 僧帽筋は頭から首、背骨、肩峰という上肢

首からの長期間のしつこい手のシビレ

首からの手のシビレが長く続くと次第に取れにくくなってしまい、長期的にしつこくシビレ(痛みやビリビリなど)が残り続けることになります。 この場合、シビレを取り除くことがなかなか難儀します。シビレ出してすぐだったり1か月や2ヵ月くらいなら難儀することが少ないのですが、半年以上経つとかなり難儀します。 (あくまで首からのシビレに特定した話です。どの話もそうですが、かなり限定的な話です。全てのシビレに当て

IMG_1746_edited.jpg