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足関節外側靭帯損傷(足関節捻挫)


足の外果(外くるぶし)には足関節が不安定にならないように、前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯というバンドが付着していて、それらを総称して外側靭帯といいます。スポーツや階段などで足が内返しを強制されることによって外側靭帯が伸ばされてしまい発生します。これを足関節の外側靭帯損傷といいます。損傷には度合いがあり軽い順で、断裂がない捻挫、部分断裂、完全断裂があります。その損傷によって固定方法や固定期間が変わってきます。多くが外果の前下方にある前距腓靭帯が損傷されますが、重症だと加えて外果の下方にある踵腓靭帯も損傷されます。後下方にある後距腓靭帯は比較的頑丈なので損傷することは滅多にありませんが、損傷しているとすれば大抵は骨折も伴っています。

 症状は外果の前下方または下方部の疼痛や圧痛、腫脹です。4,5日すると皮下出血がでてきます。捻挫程度なら歩行できますが断裂があると荷重するだけでも疼痛が強くて困難になります。また関節を固定しているバンドが断裂することで足関節が不安定になります。そのため足を前のほうへ引っ張ると正常よりも前に滑り出す現象が出現します。

 治療はまずアイシングです。受傷直後に行うことで後の腫脹や浮腫を抑えることができます。次に電気や軟膏、シップなどをして、安静固定のため弾力包帯やギプスシャーレで動かさないように固定します。捻挫で2週間、断裂で3,4週間くらいの固定をし、その間動かせる関節は拘縮予防のためにしっかりと運動します。固定が外れても捻挫予防のため足関節の周りの筋肉を鍛えるといいでしょう。



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