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首からの長期間のしつこい手のシビレ

  • 執筆者の写真: さのはりきゅう整骨院
    さのはりきゅう整骨院
  • 2021年8月3日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月20日

首からの長期間のしつこい手のシビレ


首からの長期間のしつこい手のシビレが長く続くと次第に取れにくくなってしまい、長期的にシビレ(痛みやビリビリなど)が残り続けることになります。

この場合、シビレを取り除くことがなかなか難儀します。シビレ出してすぐだったり1か月や2ヵ月くらいなら難儀することが少ないのですが、半年以上経つとかなり難儀します。

(あくまで首からのシビレに特定した話です。どの話もそうですが、かなり限定的な話です。全てのシビレに当てはまるはずもありません)


しつこいシビレが絶対取れないわけではないが、絶対取れるわけでもない


しかし、粘り強く施術することで長年のシビレが取れることもあります。最近、このような患者さんが二人ほぼ連続して来られまして、お二人ともシビレがやっと取れました。

「首からのシビレの場合、しびれ出して大体半年以上経つと取りにくくなるのでそこはご了承ください」と上記の通り説明し、それでも可能性があるなら施術を受けたいとのことでした。ですから施術してすぐに効果が出ることはまずありません。

しかし、少しずつシビレが減っていき、お二人とも2年以上のシビレや1年半以上続いたシビレがやっとなくなりました。


今までたくさんのシビレを取ってきたけどやはり統計的な説明になる


それでもこれからも同じような症状の方が来られたら「首からのシビレの場合、しびれ出して大体半年以上経つと取りにくくなるのでそこはご了承ください」と一般的な統計通りに説明することでしょう。

また、シビレが半年以内でも難儀しない可能性が高い範疇ですが、それでも難儀する可能性がないわけではないのです。

一般論としてしっかり治療すれば大体4、5か月で9割が取れるのですが、裏を返せば1割がシビレが薄く長期的に残るのですから。(上記のお二人は後者の方でしたが、取れてよかったです)

でも実際はしびれ出して期間がそれほど経っていないなら4,5か月かかる人はほぼいませんし、経験上その半分以内で取り除くことが多いのですが、それでも「しっかり治療すれば大体4、5か月で9割が取れるのですが、裏を返せば1割がシビレが薄く残ることもあります」と一般的統計を優先して説明します。

なぜなら、その特定の一人が9割の方にいくと「あらかじめ」分かるはずもないからです。その逆に1割の方にいくと「あらかじめ」分かるはずもないからです。

その特定の一人が今後どうなるかはやらないとわかりません。そしてもし1割の方になったら、ずっと痺れが残って治療に難儀する可能性は高いのですが、上記のお二人のように絶対にずっとそのままになるともいいきれません。


もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。


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