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下腿コンパートメント症候群

  • 執筆者の写真: さのはりきゅう整骨院
    さのはりきゅう整骨院
  • 5月17日
  • 読了時間: 2分

 下腿コンパートメント症候群


下腿には非伸縮性の筋膜、骨、骨間靭帯に囲まれた4つの区間(コンパートメント)があります。

何らかの原因でこの中の圧力が上昇すると血管が圧迫されてしまい、循環障害が起きます。

それが長時間続くと、区間の中の筋肉や神経が壊死してしまいます。

これをコンパートメント症候群といいます。

例えるなら、魚肉ソーセージのビニールの部分が筋膜で、魚肉の部分が筋肉とすると、筋肉が一気にはれ上がってもビニールによって圧力が逃げられずに筋肉内の血管が圧迫されるようなイメージです。

急性型と慢性型のコンパートメントがありますが、スポーツなどで打撲して起こったものを急性型、スポーツのし過ぎで運動中にのみに症状が出現し安静時にはまったくないものを慢性型といいます。

またきついギプスでも起こることがあります。

        

 症状                   

症状は急性型では疼痛、腫脹、筋緊張で、知覚異常や麻痺も出ます。

打撲部の痛みと比較してはるかに激痛で経過とともに増悪します。そのまま進行すると屈曲拘縮がはじまり、足首や足指が曲がってしまい、不可逆性でもう治癒することはありません。

慢性型はスポーツ中に痛みやしびれなどを感じるくらいで、安静時には特に症状はありません。

圧痛やストレッチの痛みが強いくらいで、拘縮が起こることもありません。


施術

施術は急性型では保存的に治療することは無理です。

急性型と疑わしい場合はすぐにコンパートメントを減少させる処置をします。

その後整形外科を受診して筋膜の切開をしましょう。阻血状態が8時間~12時間以上すると阻血性拘縮が起こるといわれ、そうなれば治りません。

(文献にもよりますが、48時間以内72時間以内などありますが、できるだけ早い方がいいです)

慢性型はスポーツ中止と安静を基本にして、痛み緩和のための電気や鍼通電、軟膏をしていれば大丈夫です。

痛みが減ったらストレッチをして時にテーピングをして治療と再発予防をしましょう。


※これらのブログは素人にも分かるようにできるだけ専門用語を少なくして説明したものです。少し自身の症状に当てはまるからといって独断せずに国家資格者に相談して下さい。


運動器系の疾患は本当にたくさんあります。


もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。


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